8月24日 KITTEにある「菜な 丸の内店」にて、
メーカーズディナーを開かせていただきました。
菜なさんといえば、だし茶漬けのえん、和食のえん、
そして、日本の御馳走えんとたくさんのお店をやられています。
個人的なお気に入り、だし茶漬けのえんは、
上京時、必ず食べたくなるお店です。
実は、ワイナリーを立ち上げる時に、このお店で扱ってもらえる製品を
作りたいと思い、夢の1つに掲げ、
取扱のお電話を頂いた時は、本当にうれしかった。
私にとってはそんな大切なお店なのです。
おしながき。(写真撮り忘れちゃった。ごめんなさい。)
開催前に料理長の方にご説明を頂きながら、
お料理を試食させていただき、野菜、そしてお出しが生きたお料理をいただきながら、私達のワインが、この素晴らしいお料理たちと向き合えるのか、
なんてことを考えながら、時間を迎えました。
来てくださったみなさんは、本当に気持ちのいいかたたちばかりで、
醸造期目前のこの時期に多くの刺激、そして宿題をいただき、
今年の造りに活かせそうな言葉たちをいただけたと思っております。
その中で、ひとつだけ。
海外の素晴らしいワインを飲んでしまうと、
本当に日本でワインを作る意味があるのか。
そんなことをぼんやり考えてしまうことが多々あります。
そして、和食なら、日本酒を合わせればいいじゃない。
そんな声も確かにあります。
だけど、私たちは思うのです。
私たちは、世界の醸造家より、日本のこと、和食のことは、
知っている。(はず。)
だから、日本の食に合わせるワインを作るのは私達がやることなんだ。
ということ。
私達のミッションは、「国産化から日本化へ」です。
今は亡き、加藤さんが私達にくれたこの言葉をしっかりと胸に刻み、
今年の醸造期もぶどうと向き合い、試行錯誤してみたいと思います。
いらしてくださった皆様、
菜な 丸の内店の皆様、本当にありがとうございました。